エンジニア Entry Management Book
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エンジニア Entry Management Book

最終更新:2023年3月

はじめに

Entry Management Bookとは、入社後の「こんなはずじゃなかった」「思ったよりも〜だった」などのギャップを限りなくゼロにするために、入社前後の動きや組織としての考え方を言語化しているドキュメントです。

内定前後のタイミングや入社検討のタイミングで見ていただくと解像度がより高まると考えているため、最終面談前後やオファー面談前後に候補者様へご共有することが多いです。

もちろん、それ以前のタイミングでお読みいただくことは問題ありません。

参考:

それでは、どうぞ!

入社前にやること

入社前の研修は特にありません。また、社員情報はSmartHRで管理されていますが、特に事前にアカウント作成などいただく必要はありません。

誰が上司になるか

開発チーム内にはマネージャーのような存在はおらず、エンジニアリングマネージャー(EM)が1on1や評価などを担当します。詳細はマネジメントポリシーをご覧ください。

入社当日の流れ

  1. リモートの場合は、入社当日午前10時にGather(バーチャルオフィス)へ入室していただきます。出社の場合は、10時までにオフィスへ入室していただきます。
  2. エンジニアリングマネージャー(EM)がGather内を案内し、所属するチームの朝会に案内します。朝会では、自己紹介などをしていただきます。
    • 朝会を実施していないチームの場合は、オンボーディングサポーターがいる場所へ案内します。オンボーディングサポーターとは、入社後のオンボーディングをサポートする同じチームの社員です。
  3. その後は、オンボーディングサポーターに色々聞きつつオンボーディングプロセスを進めていきます。
  4. 出社している場合は、他の出社しているメンバーと一緒にウェルカムランチに行きます。

勤務時間・1日の過ごし方

開発チームのエンジニアの1日の過ごし方は以下のようになります。

  1. 朝会
  2. Refinement、Planning、Retrospectiveに参加(開催される日のみ)
  3. 開発タスクを進める
  4. 必要に応じて実装方針などをチームメンバーと相談

※エンジニアはほぼフルリモートですが、出社は自由です。

ランチや飲み会の頻度

  • 参加はすべて任意です。
  • エンジニア、プロダクトマネージャー、デザイナーの中心に、月に1回ほど飲み会が開催されています。
  • 出社しているメンバー同士でランチに行くこともあります。
  • 1か月に1回、1人あたり最大5000円まで交際費を会社が負担します。

採用ポリシー

エンジニア採用で重要視しているポイントは次の通りです。

  • 課題解決力の高さ
  • 課題解決の再現性

また、求める人物像は、次の志向性を持っているようなエンジニアです。

  • バリューストリーム全体に関わりたい
  • バリューストリームによって提供するアウトカムを最優先に考えたい
  • 円滑なチーム開発で高いアウトカムを出したい

採用にかかる時間は、全体で平均1ヶ月ほどで、早めに進めることも柔軟に相談いたします。

採用プロセスは、以下の通りです。

  1. カジュアル面談
  2. 書類選考
  3. 採用面談(2−4回)
  4. オファー面談

詳細についてはEntrance Book下部をご覧ください。

教育・育成ポリシー

当社では、社員自身が成長の機会を自ら手に取ることを奨励しています。そのため、トップダウンでの教育や育成の場を設けることは基本的には行っておらず、エンジニア陣の声から始まった勉強会や書籍購入補助制度などを通じて学習を支援しています。

評価・待遇ポリシー

当社では、課題解決力の高さ、特にその再現性を重要視して評価しています。課題解決力の再現性を担保するためには、取り組みを言語化し、振り返り、改善していく能力が重要であると考えています。

評価制度としてはグレード制を採用しており、7段階のグレードでエンジニアとしての職務要件が定義されています。IC(Individual Contributor)とEM(Engineering Manager)に途中からキャリアパスが分岐します。半期に一度目標設定を行い、EMとの1on1を通じて目標を追っていきます。

評価制度に関してはまだまだ運用開始して間もないため、色々な改善を今後も続けていく予定です。また、エンジニアリングマネージャーは全エンジニアの全ての行動を見ることは出来ないことを前提としています。

マネジメントポリシー

当社では、「マネジメント」ではなく「エンジニアリングマネジメント」に注力しています。エンジニアリングマネジメントの目的は、いかなる場合でもマネジメント(=管理)しなくても成果が出る状態を作ることです。

プロダクトマネジメント、テクノロジーマネジメント、プロジェクトマネジメント、ピープルマネジメントの4つの領域を複数のエンジニアリングマネジメントチーム推進しています。特に、ピープルマネジメントにおいては、評価の責務とプロダクトデリバリーの責務を同一人物に持たせないようにしています。

個人成果は前提として、組織成果を最大化する方向に常に考えることが求められます。そういう意味では、全員がエンジニアリングマネジメントをするとも言えます。

社員数・年齢比率

当社のエンジニア組織は30名程度で構成されており、平均年齢は30歳で、23歳から45歳の範囲に入っています。全社の社員数・年齢比率につきましては、当社の採用サイトに掲載されている「COMPANY DECK」をご覧ください。

年収

社内グレードに給与レンジが紐付いており、給与査定は半期ごとに行われます。また、賞与の支給実績はなく、完全業務連動性となっています。

異動はあるのか

基本的には「安定したチーム」を作ることを優先するため、開発チーム間のメンバーの異動は低頻度です。メンバーをローテーションする場合には、9〜12ヶ月に1〜2人程度をローテーションします。また、開発部署から別の部署への異動は相談に応じて可能ですが、現時点で実績はありません。

独り立ちするまでの期間

開発チームに入社したエンジニアは平均的に2〜3ヶ月でチーム内での平均的な開発スピードに到達することが多いです。キャッチアップ進捗の目安には、Findy Team+やVelocity計測を使用することが多くあり、早い方は1ヶ月程度で追いつくこともあります。

福利厚生

制度
概要
Learning制度
月1万円を上限として業務に関わる自身のスキルアップに繋がる技術書籍購入などの費用を負担します。退職時の返却は不要です。
リファラル採用
社員紹介により入社したエンジニアの試用期間終了後に被紹介者1名につき紹介者へ50万円を支給します。
交際費支援
毎月1名につき5000円までの交際費を負担します。また、新しくエンジニアがジョインした際の歓迎ランチにかかる交際費も負担します。
希望のノートPC貸与
入社時に希望のノートPCを貸与します。特に希望がなければフルスペックのMacBook Proを貸与します。ディスプレイも希望のものを購入し貸与します。
Wantedly Perk
Wantedly社が提供するWantedly Perkという福利厚生サービスが利用可能です。様々なサービスで割引などの特典を利用することができます。
Smart相談室
日常のちょっとした悩みを気軽に社外の方に相談できるサービスで職場や業務のことはもちろん、プライベートな話にも利用することができます。
慶弔休暇
結婚や出産などがあった際に有給休暇とは別に休暇を取得できます。
その他
副業OK、社会保険/雇用保険完備、交通費月額5万円まで支給、定期健康診断、インフルエンザ予防接種、髪型/服装自由

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます!

気になるところがございましたら、最終面談やオファー面談など各種面談にてさらに詳細をお話しします! 🙋